2010年07月25日

坂越公民館への道中で

最近、赤穂によく行かせて頂いています。
先日は坂越公民館へ。

普段は、山陽自動車で行きますが、坂越公民館は、
赤穂のインターを降りてからの距離があるので、
下の道を走って行くことに。

高取峠を超す時に、いつも気分は元禄15年になる私。

江戸での刃傷沙汰を知らせる早駕籠が通った道。

そこから、元気で大切な家族と平凡に暮らしていた人たちの
人生が変わっていく。

どんな気持ちで、赤穂に別れを告げて江戸に向かったのかしら?
また、残される家族は、二度と会えないであろう夫を、父を、息子を
どんな気持ちで見送ったのかしらと
四十七士やその家族の心中を察します。

そんな気分でいるときに、こんな看板?を見つけました。



「萬歳所」と書いてあります。

隣には、こんな看板もあります。



やはり、「萬歳所」と。

ここで、万歳をする所という事でしょうか?
誰が誰に、何のためにするのでしょう?

もう少し、寄ってみると





「伊勢詣等旅立つ人
 出征する兵士達を」


あぁ、そうなんだ・・・

決して心の奥底では、「ばんざい」ではなかったと思うのですが。

自分の命の大切さを誰にも脅かされない時代、
平和な時代に生きている自分はなんとありがたいと
あらためて感謝しました。


  


Posted by みこ  at 09:14Comments(0)講座