2014年11月01日

不思議な出会い

さて、先日黄八丈の柄の着物で「北条の宿はくらんかいかい」の
会場の界隈を歩いていると、、、、、
不思議な面白い事があったと書きましたが、

それは、このような事でした。

寄席が終わり、講談の始まりまで時間があったので
一人でぶらぶら会場を巡ってみる事にしました。

食事の後でしたので何か飲みたいなぁと思って
歩いていました。
手作り品や永田萌さん(加西市のご出身ですよね)のグッズを
売っているお店が喫茶も行っていました。
そちらで一杯のコーヒーを飲むことに。

そのお店でコーヒーを売っている方は、
穏やかな表情で第一印象の感じがよくて、
美しい方でした。

その方とふとした事で言葉を交わし、
「今日は私は落語に出たのですよ」と言うと
「え~~!落語ですか?」と落語の話でその方と盛り上がって
コーヒーを飲んでいると、その方のお母様が帰っていらっしゃいました。

そして、私の着物に目をとめて
「私もこの着物と同じような、黒に赤の正絹の着物を持っている。
私も娘も着ないので、よかったら着て下さい。
舞台に映えますよ」と
おっしゃるではありませんか?!

「えっ!でも、お嬢さんがお召しになるのでは??」と私。
当の本人の美しいお嬢さんは、微笑んで首を横に振っています。

「え~、そんな・・」と私。
「本当に私も娘も着ないので、さりとて着物をつぶすのは嫌なのです。
どなたか着てもらえる方に着てもらったら着物も喜びます。
あなたに着てもらいたいの。」と
おっしゃるのです。

更に
「家がすぐ近くなので、今からとってきてあげましょう」と
なんと軽いフットワーク。

しばらくして帰ってこられて
「今日は、イベントの為、道が交通規制で出られなかったの。
でも木曜日にそちらへ行く事があるので
持っていってあげます」とのこと。

そして、一昨日の木曜日に我が家までお持ち下さいました。
きれいに畳んでたとう紙に包んであったお着物。
今まで大切になさっていた事が伝わります。

さっそく、着てみてセルフタイマーで写真を撮って、印刷して
その方にお送り致しました。
サイズもちょうどです。


まさか、全く知らない方から大切になさっていた着物を
受け継ぐ事になるとは、加西の寄席に行かせて頂いた日の朝には
思ってもみない事でした。

人との出会いで、思ってもみない事が起こる事がある。

その事を実感した「北条の宿 はくらんかい」の出会いでした.

 













  


Posted by みこ  at 13:24Comments(4)落語