2015年03月26日

ブルーインパルス



今日は、姫路城の平成の大修理の完成記念式典が行われました。
航空自衛隊の曲芸飛行隊ブルーインパルスが
真っ白になった姫路城の上空を舞ってお祝いしました。

私も、世紀の一瞬をこの目で見ようと駆けつけました。
姫路は、駅前からお城まですごい人です。

10時始まりという事で、待っていたら
「来た!来た!」と周りから声が。
「どこ、どこ?」と見たら、なんと目の前に5機が進入。
上空で5方向に散開するサンライズで始まった
10分間の曲技飛行。
これからの姫路の益々の賑わいを予感させる
ワクワクしたひとときでした。
  


Posted by みこ  at 22:25Comments(0)お城周辺の出来事

2015年03月24日

着物が喜んでいます

以前、不思議な出会いというタイトルで、
全く知らない方から、赤い着物を頂いた話を書きました。
そして、その事をある落語会で話すと、また知らない方が
小紋の着物を下さいました。
こちらは、不思議な出会いその2に、書きました。

そして、先日頂いた小紋の着物を着て落語会に出かけました。




着物を下さった方もいらっしゃるとお聞きしていましたので、
「あの人に着てもらってよかった。」と思って頂けるように、
落語の稽古も今までで一番たくさんして臨みました。
せっかくよいお着物を頂いたのに、落語がぼろぼろでは、
その着物の価値までが下がるような気がしたのです。

会場で、私を見たその方の最初の一言が
「ありがとう!」
そして、
「着物が喜んでいます。」

このように無生物に喜んでいるという表現を私達は
どんな時に使うのでしょう?

例えば、家にお客さまがある時。
普段以上に念入りに掃除をし、花を飾る。
しまい込んだお客様用の器を出し、上質のお茶を用意する。
やがて、静かな座敷は、笑顔と大きな笑いに包まれる。
そのような時、「家が喜んでいる」と感じ表現します。

その物が持つ本来の役割を発揮できた時に「喜んでいる。」と
私達は表現するのではないでしょうか?


その方は、本当に嬉しそうに何度も
「着物が喜んでいます。」とおっしゃいました。
「箪笥の肥で置いていてもしょうがない。」とも。

不思議なご縁で、私がその方の着物を譲り受け
袖を通す事で、箪笥の肥から着物としての本来の役割を
取り戻す事ができ、着物を喜ばせる事ができたのでしょう。

着物が喜んでくれてよかった。

そう思った時に、着物だけでなく他の物も喜ばせるという事に
考えが及びました。

例えば
私の手足は?
手や足を、喜ばせるような使い方をしているかしら?
動いて当たり前と、使い捨てにしていないかしら?
手や足が、本来持っている機能を十分発揮できるように
筋肉が衰えないように運動をし、労り使っているかしら?
動いてくれる事に、感謝の気持ちを忘れていないかしら?
口は?
耳は?

そう考えていくと、
「この世にあるものすべて 地球を喜ばせる」と
いう事にまで考えが繋がっていきました。

そうそう!
写真のバッグは、ある方が当日プレゼント下さった
帯で作ったバッグです。
帯も喜んでいるでしょう。









  


Posted by みこ  at 00:46Comments(2)落語

2015年03月15日

笑いは副作用のない一番の薬



3月15日は、姫路市ボランティアサポートセンター
「ひめじおん」主催の「ひめじおんまつり」が開催されました。
落語でボランティア活動をする、私たち「楽の会」も参加。

10時半から12時まで、落語三席と腹話術でお楽しみ頂きました。
一番前でご覧下さった方は、
「本当に面白かった。いいものを聞かせて頂けた。」と
大変喜んで頂きました。

やはり、笑いは副作用のない一番の薬です。
お越し下さった皆様ありがとうございました。

来週の日曜日、3月22日は、
亀山本徳寺で「生きがい寄席」が開催されます。
午前10時から。
木戸銭は500円。

よろしければ、ぜひお越しくださいね。  


Posted by みこ  at 22:21Comments(2)落語

2015年03月04日

いつも、少女の気持ちを

昨日は、3月3日。
「お雛祭り」
この言葉を聞くだけで、なんとなく華やいだ気分になります。

昨日、近所の方からお電話がありお宅に伺いました。
お部屋には、ご覧のとおりに可愛いお雛さまが
勢ぞろいしていました。
どこかに出かけた時に、買っておいたものだそうです。

下の写真は、お雛様のケーキ。


「お雛様なので作ったから」と
えびの赤、さやえんどうの緑、玉子の黄色が目にもおいしそうな
ちらし寿司を、持ち帰り用のパックに詰めて下さいました。
この時、時刻は朝の9時過ぎです。
いったいいつから作って下さったのだろう?と驚きました。
チラシ寿司は、材料を切るのに時間と手間がかかりますよね。

この方は、私の同級生のお母様。
小さな可愛らしいものが大好きで、
お雛祭りを始め季節の出来事を丁寧に楽しんでいらっしゃる。
いつも、少女の気持ちをどこかにお持ちのように感じます。

このように年齢を重ねていきたいと、
お手本にしている女性の一人です。
私も、いくつになっても、少女の気持ちをそっと胸に
3月3日を華やいで楽しんでいきたいと思います。






  


Posted by みこ  at 10:23Comments(4)日々の暮らし

2015年03月03日

お茶は気働き

3月1日(日)お茶会のお手伝いに行ってまいりました。

私の先生が教えていらっしゃる姫路市のセンターで
講座の発表会があり、お茶席も設けられましたので、
私もお点前とお運びのお役を頂きました。


立礼で。坐忘斎家元好みの「和親棚」。お菓子は、「梅衣」。
お客様は、お菓子を運ぶと「まあ~」とか「春らしいですね」と
おっしゃって笑顔に。



お軸は「春来りて草自ずから生ず」

お客様においしいお茶とお菓子を召し上がって頂くために、
社中一同が揃っておもてなしに努めました。

普段の稽古で想定して行うお客様とは違い、
当日のお客様の思いは様々。

ゆっくりと、お点前を見てみたいと思っている方。
早くお茶とお菓子を食べて、すぐ講座の発表の舞台を見に行きたいと
思っている方。
その方の思いをくみ取って、最適のタイミングでお茶を出す。
くるくると思いを巡らせ、テキパキと動く。
「お茶は気働き」
普段のお稽古ではできない臨機応変な対応が求められます。
何事もそうでしょうが、実践で学ぶ事は大きいです。



  


Posted by みこ  at 07:12Comments(2)お茶