2015年07月26日

夢を持って、挑戦する人

7月25日、26日、日本和装学園の主催の
「全日本きもの着付選手権大会」に行ってきました。

お茶のお稽古を続けていると、
着物が一人でさっと着ることができると便利だと思う事が
多かったので、かれこれ14~5年程前からでしょうか?
着付けのお稽古に、休んだり欠席したり(どちらも同じですね)
しながら通っております。

この日本和装学園では、年に一度「きもの着付選手権」が、
夏に行われます。
留袖と振袖を、予選は8分、決勝は6分で着ます。

5年程前からは、私は前夜祭と大会の司会を2年毎に
担当するようになりました。







今年は、前夜祭の担当でしたので久しぶりに大会に出て
着付けに挑戦してみました。
8分では、余裕に着ることができるのですが、6分は難しい・・・
参加することに意義がある!の精神で、参加しました。

私のゼッケン番号は110番。
お隣の111番の方は、70歳で初めての参加とか。
お孫さんに、お嬢さんが着た振袖を着せてあげるのが夢だそうです。
その為に着付けのお稽古を始めたとか。
九州の鹿児島からの参加です。
私は、70歳になった時に、この方のように何か夢を持って
初めての事に挑戦しているかしら?
そうなっていたら素敵だなぁと思います。
年齢に関係なく、何か目的を持ってひたむきに努力を重ねる姿は
素敵です。

振袖の参加者の髪型は、本当に華やかで思わず写真を撮りました。









この方たちも、決勝は、6分で振袖を着て、ふくら雀という形に
帯を、結びます。
「偉いなぁ。」と、自分の20歳の頃を振り返って思います。

また、こちらの教室の特徴は、「目隠し着付」
「鏡を見ないスピード着付け」が、こちらの学園の特色です。
鏡を見ないなら、目隠しをしていても着る事ができるはずです。







どの人も真剣に指先の感覚だけで、
自分の着付を完成させていきます。
どれだけの練習を重ねてきたのでしょう。
この「目隠し着付」は、講師になる登竜門です。
講師になるためには、避けては通れません。

どの人も、それぞれ重ねたきた努力がしのばれる
今日の着付大会でした。
たくさんの方の着付を見せて頂き、私も来年の大会を目標に
もっとお稽古を重ねていきたいと思います。
夢を持って、挑戦する人に近づくために・・・









  


Posted by みこ  at 21:28Comments(2)events