2016年10月17日

一生涯一茶人

10月16日(日)午前10時~11時まで、姫路市民会館で「茶道講演会」が
行われました。
講演会の前に、薄茶席がありました。

鮮やかな黄色とブルーの水指が目をひきます。
その隣は、菊の紋が入った赤楽のお茶碗。
そして、萩焼のお茶碗



この日のお軸は「佳気満堂
部屋中に快い気が満ち満ちていますといった意味です。
爽やかな秋にぴったりですね。




たつのの寶林繕禪寺のご住職が「大徳寺と茶道」
というテーマでお話なさいました。


茶の点前というのは、お茶を点てて終わりというものではなく、
水屋で片づけが終わるまでが点前。
もっと言えば、一日中が点前。
一年中が点前。
一生涯が点前。
そして、臨終のときに、結構なお点前でしたと終わる。
一茶人として、一生涯を生きる。


心に残った言葉でした。




  


Posted by みこ  at 21:56Comments(0)心に残った言葉

2016年10月09日

亀山本徳寺第19回「生きがい寄席」

9月25日 姫路市亀山本徳寺で第19回「生きがい寄席」が開催されました。




最初に、教えを受けている桂出丸さんがご挨拶と一席。

このご挨拶がたっぷりと45分。
東西の落語の歴史の違いや、落語家の修業などについて
聴き手を飽きさせず話にひきこんでいきます。

そして、この日の演目は「青菜」



続いて、私。舞寿亭みっきー。
実は、私も初めての長い話。30分あります。
最後まで、お客様に聴いて頂いて話し終える事ができるのか?
全く自信がなく高座にあがりました。
せめて、着物ででも楽しんで頂こうと選んだ着物がこちらです。



よく考えると、私、水色好きですね。
洋服も、水色や紺が多いです。


「高津の富」をお聞き頂きました。
こちらの濃い色の方が実際の色に近いです。



ここで、中入り。(休憩です)

本徳寺は、由緒あるりっぱなお寺です。
こちらは、中庭の写真。
出丸さんのお話の「青菜」は、
ええしのだんさんのお宅で仕事をする植木やさんが出てくるのですが
さぞかし、このようなお庭だったのだろうと思われます。



中入りの後はまたまた大ネタです。
45分はあります。
「帯久 」
これは、笑うというより、「ええ話聴いたなぁ」という人情噺ですね。



よくこんな長い噺を覚えたと、
演じた瀬戸内亭十八期(せとうちてい とやき)さんに大拍手です。

お客様も、聴き入っていらっしゃいました。



特に、中央の方。
腰骨を立てて座っていらっしゃる姿に、この方は何者だろう?と
思ってしまいまいました。
このような背中に憧れます。

この日は、41名の大入り満員のお客様。
3人の演者で、2時間半という長い時間おつきあい頂き
本当にありがとうございました。

次回は、3月26日(日)です。
また、稽古に励みます。
どうぞ次回もよろしくお願いいたします。



  


Posted by みこ  at 08:53Comments(0)落語

2016年10月09日

兵庫県立大学「兵庫のものづくり」

10月4日(火)兵庫県立大学の「兵庫のものづくり」という科目で
学生の皆さんにお話させて頂きました。

この科目は、県立大学が、県内の企業、団体、自治体などの協力を得て、
地域の活性化に寄与するとともに、
学生の皆さんが兵庫県への理解を深める機会として、
地域志向科目として展開されるものです。

10月4日をスタートに、毎週火曜日15回に渡って、
兵庫県内のものづくりをしている企業から
講師をお迎えしてお話を聴くという科目です。

例えば、
シスメックス国際試薬株式会社
グローリー株式会社
新日鐵株式会社
三菱電機株式会社
株式会社ダイセル
関西電力株式会社などなど。
また、企業の会社・工場見学もあるそうです。

その講義を受講するに当たって、最初に学生の皆さんに
「聴く」という事についてお話させて頂きました。





240名の学生の皆さんが階段教室に座っています。
遠くは、熊本から進学なさった方も。

「皆さんの出身は、どこですか?
播磨地方の方手をあげて下さい。
京阪神の方は?
丹波の方は?
県外の方は?」と順番に手を挙げて頂いて、
最後に手を挙げて下さった方が、熊本でした。

「まあ!そうですか?!
兵庫県のこの大学にいらして、いかがですか?」
と、尋ねると明るい表情で
「楽しいです」との事。

大学の4年間は、本当に人生の中で自由で楽しくて、
キラキラした時間のはず。

熊本からいらした彼も、
キラキラした時間をこの兵庫の地で過ごして頂きたいと思いながら、
お話致しました。

最後の質疑応答は、
たくさんの人の中で手を挙げて質問をするという事は
勇気が必要だったでしょうに、時間いっぱい質問下さって嬉しかったです。

14回の外部講師の方のお話をしっかり聴いて
実りある時間を過ごして下さいね。






  


Posted by みこ  at 07:52Comments(0)学校

2016年10月02日

奥さま手帳 2016年10月号

神戸新聞の読者に毎月手渡される「奥さま手帳」

10月号の表紙はこちらです。

食欲の秋にふさわしい、なんともおいしそうなお料理!



兵庫県内のおいしい情報や、おしゃれなお店、

そしてちょっとした生活の知恵や役に立つ健康の記事。

たくさんのカラー写真や可愛いイラストが、

ページをめくる楽しさを倍増させてくれる。


そのような「奥さま手帳」が、
私はうんとうんと前から大好きでした。

「今度ここへ行こうかな?」

「まあ~、こんなすてきなお店があるんだ」

「素晴らしい作品を作られる方がいらっしゃるのね」

などと思いながら、この冊子を読む時間は本当に楽しい。


その大好きな冊子に取材を受けて、10月号に掲載して頂きました。





「暮らしの智恵」というページです。

話し方教室を、恩師の森恭子先生から引き継いで24年。

恭子先生に教えて頂いた事が、私の土台です。

その教えて頂いた事を取材にいらしたお二人に

まるで親しい友人とのお喋りのような雰囲気でお聞き頂きました。

そのお喋りを、限られた紙面の中にコンパクトに、ぴたっと

的を得てお書き下さっています。


出来上がった記事を見て、

「なるほど。
言葉を惜しまず、そのときの思いを自分に引き寄せて、
率直な自分の言葉を届けるのか・・・ふむふむ。」と

自分が喋った事なのに、思わず見入ってしまいました。

2人の女性がお喋りをしているイラストも可愛いです。


もし、あなたのまわりに「奥さま手帳」10月号がおありでしたら、

どうぞご覧くださいね。

21ページです。


そうそう、今月の特集は、ボリュームランチやモーニングのお店ですよ。

こちらも、見逃せませんよ!

ちなみに、表紙のランチは、全品14品ですって。







  


Posted by みこ  at 23:27Comments(0)話し方