2014年08月08日
親のような気持ちに・・・
話し方教室の講師を始めたのが35歳の時。
当初は、高齢者大学での講演のお話を頂いた時は
「今日は、皆様の娘のつもりでお話します。」と言っていました。
それから
「娘は、厚かましいので歳の離れた妹のつもりで・・・」になり、
最近は
もう何も言いません。
ホホホ~
企業の研修も、当初は新入社員研修の時は、
スーツ姿の私が入口を捜していると警備の方に
「新入社員??」と間違えられました。
今は、まあ間違える人はいませんよね。
受講者の方に対して持つ気持ちも、
以前は
「今日は少し先に社会に出たお姉さんが、
仕事をしてこのような事が大切なのと学んだ事をお伝えしますね。」と
妹や弟にエールを送る気持ちでした。
最近は、エール送るから成長を祈るという気持ちです。
先日も、ある研修に行かせて頂きましたが、
息子とそう変わらないであろう経営者ご夫婦の熱心な取り組みに
「地域で喜ばれるサービスを提供する企業に育てて下さいね。」と
その方の親のような気持ちになってしまいました。
研修後にお礼メールを送り、その事に少し触れますと
「私たち夫婦の親のような気持ちを持っていただきありがとうございます。
親に心配をかけすぎないように、頑張っていきたいと思います。」と
返信メールの最後にありました。
このように私の気持ちにあちらのお気持ちを
打てば響くように返して下さる。
このような人だから、つい親のように思ってしまったのだろうと
私は一人納得致しました。
仕事を通してたくさんの弟や妹、娘や息子に出会える事を
嬉しく思います。
これからも私に出会って下さる方を大切にしていきたいと思います。
ありがとうございました。