2016年09月19日

加西市朝妻公民館「敬老会」

9月19日 加西市朝妻公民館で行われた「敬老会」のお集まりで
落語を披露させて頂きました。

左から
ペナル亭キック
舞寿亭ミッキ
あがり家寿五六



トップバッターは

ペナル亭キック「動物園」



続いて、あがり家寿五六

「代脈」




最後は、舞寿亭ミッキ

「青菜」


ミッキの写真がありません。
ですので、代わりに加西市で撮影した彼岸花(曼珠沙華)



穏やかな秋の半日、
落語でお楽しみ頂けたでしょうか?

落語の後は、ご用意下さったお弁当と飲み物を、
皆さま楽しんでいらっしゃいました。



私達も、美味しく頂きました。
お世話下さった皆様、ありがとうございました。

敬老の日、このように長生きすることを祝ってもらえる行事が
いつまでも続きますようにと願いながら、会場を後にしました。










  


Posted by みこ  at 22:02Comments(0)落語

2016年09月13日

合同スピーチ発表会

9月11日、合同スピーチ発表会が開催されました。










話し方を学ぶ神戸と明石の仲間と、年に一度合同で

発表会を行います。

今年は、神戸市勤労会館で、39名の参加者が3分間スピーチに

挑戦しました。


39名の方のお話は、それぞれの考え方や生き方が垣間見られ

心に響く話が多くありました。

どのスピーチが一番心に響くかは、

聴き手の年齢・性別・置かれている環境でそれぞれでしょう。

私が、一番心に残ったのは、全員投票で賞に選ばれたスピーチでは、

ありませんでした。

「1人じゃないよ」

このスピーチが一番心に残りました。

多分、今の私の置かれた環境に起因するのでしょう。


発表なさったのは、60代?と思われる女性です。

内容は、以下の通りです。

ある日の新聞に90歳の女性のこのような投稿を見つけた。

「夫と一人息子を見送り、30年近く一人暮らしをする私に

月に一度、実家の甥がお米を届けてくれる。

そして、一人やと思うなよと言ってくれる。」

この投稿を見つけ、私も1人になった時にこのような甥がほしいと思った。

今から、まわりの人に声をかけていこう。

ある日、駅でとても嬉しく感じる自分がいた。

なんでこんなに嬉しいのかなと、自分に問いかけるとその日は

ギターのレッスンの日だった。

2人でレッスンしている。もう1人の人は上手なので、一生懸命練習していく。

そして、レッスンでぴったり音が合うと本当に嬉しい。

音の繋がりが人との繋がりを感じさせてくれて、嬉しい。

「1人じゃないよ。」

この言葉と気持ちを伝えていきたい。

最後に、皆さん、私に「1人じゃないよ」と声をかけて下さい。

せ~~の。


全員「1人じゃないよ~~」


ありがとうございました!


スピーチの内容は、全く100%再現できていないかもしれませんが、

私が心に残ったのは

「1人やと思うなよ」と声をかける甥ごさんの優しさです。

なんと優しい人でしょうか。

毎月お米を届ける。そして、この言葉を贈る。


私にも、1人暮らしをしていて、現在入院中の叔母がいます。

スピーチ発表会の次の日、病院へ行った時に私も叔母の手を取り、

伝えました。

「1人と違うからね。」

ハイタッチして、病室を後にしました。


「1人じゃないよ」というスピーチを聴いたからこそ、

届けられた言葉でした。

たくさんのスピーチを聴くことができる合同発表会。

来年は、どのような言葉に出会えるでしょうか?










  


Posted by みこ  at 23:15Comments(2)話し方教室

2016年09月01日

夏の思い出

今日から、9月。

日射しにも、風の音にも、雲の動きにも秋の到来を感じます。
あっ!
今、風鈴が「チリン」と響きました。
この音にも過ぎゆく夏を感じます。

この夏、いかがお過ごしでしたか?

三つ、この夏の思い出を巡ってみます。

①まず、ここ10年くらいの定番。
私の夏は、この着物着付け大会「女の甲子園」で始まります。
今年は、7月30日・31日、京都東急ホテルで。

私は前夜祭のパーティーの司会と
大会の着付けに挑戦。

着付けは、賞には入ることはできませんでしたが、
「去年より、上手になっている」と審査員のトップの方に
おっしゃって頂き、
「よし!来年は、頑張るぞ!」

7月30日 新幹線に乗る前に、カフェレイさんで、ランチを頂く
このヘアスタイルにしないと、大会には参加できません。
この大会が終わると、すぐ髪は切ります。



反対から見ると、こんな感じ。



7月31日 大会が終わり、表彰式。今年の優勝者の皆様
このような、大会ですのよ。



②赤穂市での人権の講演
前半は、普通の講演スタイル



後半は、浴衣に早着替えで「落語」を一席
なんだか、えらい顔してますね。
趣味の落語が、講演の一部になるとは!
思い出深い出来事でした。



③稲美町のあたごホールでの講演
このホールは、本当に大きいのです。
2階席もあり、客席には600人の方。



音響・照明も専門のスタッフがついて下さって
このような会場でお話できた事は、よい思い出です。


今年の夏の思い出のキーワード

着物着付け大会「女の甲子園」
浴衣に早着替えで「落語」を一席
2階席もあり、客席には600人の方


これらを繋げると・・・・

来年の夏は、

甲子園球場で、浴衣に着替えて5万人の人の前で
落語を披露!!

無茶な繋げ方ですね。
でも、そうならないとも限りません。
どうなろうと、ともかく目の前のやるべき事に
一つ一つ取り組んでいきましょう。

あなたが今すべきことは?
10年後どうなっていたい?
では、そのために今すべきことは何?

秋は、自分と対話するのに一番の季節です。
さあ、夏から秋へ。
季節に乗り遅れないように致しましょう。

  


Posted by みこ  at 15:29Comments(2)日々の暮らし

2016年08月22日

KCC 神戸新聞文化センター姫路本部 話し方教室

8月10日午後は、

KCC神戸新聞文化センター姫路「話し方教室]でした。

始めに発声練習。

その後に3分間スピーチの実習です。

この日は、しばらくお休みなさっていたUさんが、
お顔を見せて下さいました。




Uさんがお休みになっても、私はちっとも心配しません。

なぜなら、彼女は世界の珍しい風景を自分の目で見ると言う事を目標に

して、着々とそれを実行している人だから。

あぁ、またどこかへ旅をなさっているのね。と、

帰ってきてからの旅のお話に心を馳せるのです。

今回は、モンゴルへの旅でした。

モンゴルのゲルの形をした、
チョコレートをお土産に持って帰って下さいました。





彼女からは、ナスカの地上絵・ウニニ塩湖の話、洋上大学で出会った仲間との交流、

そしてさまざまな生活の知恵、

そうそう!

花オクラという黄色いオクラの花も教えて頂いたのも彼女からです。

実物を持ってきて下さって、頂きました。

少し、ぬるっとして、本当にオクラの味わいでした。



世界のどんなところにも、一人で出かけていくその身軽さと行動力が、

一体どこに潜んでいるのかといつも驚かされます。

毎日の仕事もなさりながら、世界制覇?の夢を実現させているUさん。

若いあなたが夢に向かって挑戦していく姿は

お姉さん?(お母さんかも)の私は、少し眩しく思いながら

心から応援しています。

さあ、次はどこの国のお話を聴かせて頂けるのかしら?


  


Posted by みこ  at 11:20Comments(0)話し方教室

2016年08月22日

加西北部公民館 話し方教室 8月

8月10日(水)、加西北部公民館での話し方教室の日でした。

発声練習に始まり、3分間スピーチの発表。

この日は、神戸新聞の購読者に配られる「奥さま手帳」の10月号に

取材を受けて、掲載されるという事を、皆さまにお知らせしました。



受講生のSさんが、手になさっているのは2007年10月の「奥さま手帳」

この時、現代人の話し方講座という記事の取材を私が受けていたのです。









5ページに渡って、私の話した事を記事に掲載下さいました。

その後も、贈答のマナーについてなど折に触れて、取材を受けてきました。

そして、今回「暮らしの智恵」のコーナーの取材を受けました。

テーマは、「話し方」です。

2007年から、9年も経った事に驚くばかりです。

また「話し方」のテーマで私に取材の依頼が来たことが嬉しくて

精一杯お話させて頂きました。

どのような記事になっているのか?

私も楽しみですが、生徒さんにとっても

自分が習っている先生が記事になっているという事は

嬉しく思って頂けるかしら?

数ある「話し方教室」の中から私の教室を選んで

通って下さっている生徒さんにとって喜んで頂ける存在であるように

これからも、努力していきたいと思います。

Sさんもどうぞ楽しみになさって下さいね。

そして、写真撮影協力、ありがとうございました。










  


Posted by みこ  at 10:17Comments(0)話し方

2016年08月07日

品物に託して送るものは・・・

今週、リビング姫路とリビング加古川の特集は、
「播磨の手土産を買いに」というものでした。

お中元や帰省の手土産など、何かと贈り物をする機会が増える8月初旬に
ぴったりの特集ですよね。



表紙で紹介されている和菓子やお醤油は、
もらった方の喜ぶ顔が浮かぶようなセンスのよい品ばかり。

2ページには、編集部が選んだキラッと光る地元の商品とともに
手土産のマナーが掲載されています。




そのマナーについて、先日私がインタビューを受けておりました。
基本的な事ばかりで、誰しも贈り物をしようとするときには
心に留めていることばかりかと思いますが、
何かお役に立てばいいなぁと思いながら
お話させて頂きました。

と書いていたちょうどその時に「ピンポーン」と
宅配便の方が汗だくて荷物をお持ち下さいました。

開けてみると・・・




「感謝」と気持ちを表したカードと
「栄味子様」と私の名前を書いたメッセージと
緑のリボンがかかった箱が、きちっと段ボールに収められています。

贈り主は、かつて航空会社で勤務していた時の同期。
彼女は、熊本在住です。

熊本に地震があった時に、真っ先に彼女の事が思い出されました。
何か送りたいと思いましたが、最初の頃は水も品不足で
道路も寸断されていて荷物が送れませんでした。

落ちついた頃に、お役に立てばいいなぁと祈りながら箱詰めをしました。
この頃になると、水は一段落し掃除道具が必要との情報を得ましたので、
お掃除に使ってもらえるようにタオルを中心に、お水など
気持ちだけのものを送りました。

その彼女から
「こちらも余震かなり少なくなって、やっと日常がもどりつつあります。
その折には、温かいお心のこもった救援物資を送って頂いて
本当にありがとうございました!
早速、お掃除に重宝させて頂きましたヨ。
お水も美味しかった!
遠い地から心配してくださるキモチがとても嬉しくて、
元気がでました。」

との言葉を添えて、品物が届いたのです。
品物を受け取った時は
気持ちだけのものを送っただけなのに、かえって気を使わせてしまったと
申し訳なく思ったのですが、彼女のメッセージを読んで
「よかった。少し落ち着いてこのように手紙を書いたり
荷物を贈る余裕もできたのだなぁ」と嬉しくなりました。

しなものを送る・しなものを贈る・しなものを届ける
根底にあるのは、相手への気持ちですね。

「ともこさん、受け取りましたよ。あなたのお気持ち」

さっそく、今から彼女に電話してみましょう。
懐かしい20代に戻って。





  


Posted by みこ  at 10:11Comments(0)その他

2016年07月20日

加西北部公民館 話し方教室7月

7月13日(水)加西北部公民館での話し方教室でした。

お2人欠席で、11名の参加。

自由題で皆様、スピーチなさいました。

11人の方のスピーチを聴くのは、本当に楽しい時間です。

歯の治療の相談。

図書館で感動した事。

ダイエットに成功したが、グルメ大会で元に戻った話。

息子の高校野球の頑張り。

私の転機。

大失敗の話。などなど。

あなたは、どの話を聴きたいですか?


この日は、3分間スピーチの組み立てを説明。



「起・承・転・結」で、組み立てます。

起・・・挨拶・名前・テーマ

承・・・テーマを展開

転・・・具体的なエピソード

結・・・起と一致させる


転の部分で、具体的なエピソードを話すのですが、

3分間スピーチで、気をつけないといけないのは、

あれもこれもでは印象に残らない。

なるほど!と思わせるパワーある具体例を

1つ選りすぐるという事です。

1つ以外は、捨てる。

3分という時間の制約の中では、捨てるという行為がとても大切ですね。  


Posted by みこ  at 23:09Comments(0)話し方教室

2016年07月06日

丹波での再会

7月1日(金)、丹波市のライフピア市島で行われた

「TANBA シニアカレッジ」でお話させて頂きました。

緑に囲まれた自然がいっぱいの会場では、

およそ100名くらいでしょうか?

とても熱心に前向きな皆さまが、お聞き下さいました。

終わって会場を出ようとすると

「この前に写真をお渡しした・・・」と、

声をかけて下さった方がいらっしゃいます。

私「あ~~、その時はお写真ありがとうございました」

そうです!

3年ほど前にも、お話させて頂いたのですが、その時に

写真が趣味という方が、ご自分の作品を何点か小さなカードにして

プレゼントして下さったのです。

「先生の名前を見てきたんです。

あの時は、お母さんの話をされていましたね。」


と、私が話した内容もよく覚えて下さっていました。

基本的に、どこかに講演に行ってお話させて頂いても、

その場限り。

一期一会です。

けれど、時にはこのように

「また、聞きにきました」と、再会の機会に恵まれる方も。

貴重な時間を割いて、お越し下さった事が本当に嬉しいです。

このような瞬間に、講師としての遣り甲斐を感じます。

「Yさん、私の名前を見つけてお越し下さって

ありがとうございました。」















  


Posted by みこ  at 23:44Comments(0)地域

2016年06月23日

手仕事

先日、靴下で作るソックモンキーの会を,
お気に入りのお店、Cafe Rei さんを
お借りして、開きました。

こんなソックスが



チョキチョキ切って、ちょこちょこっと縫うだけで
ほら!この通り。



全員集合!
作った人に似るそうですが、私のはどれかわかりますか?
左から、3番目です。



1番左のシマシマ君に、服と帽子をかぶせてみると、
下の写真のようになります。

この帽子は、靴下の先のところを切っただけです。
切ると自然と先が丸まってきて、ちょうど帽子のようになるのです。
とても簡単にできて、
可愛さが格段にアップします。


私のモンキーちゃんにも服を着せてほしいと思って先生にお願いして
黄色のベストを着せてもらいました。



2時間半で、ソックモンキーは出来上がりました。

チクチクと自分の手で縫ったモンキーは、

なんとも可愛く見えます。

チクチク チクチク チクチク 

六か月になる初孫が、このモンキーを持って遊ぶ姿を浮かべながら。


同じ針を持つ手を動かしても、
「千人針」を縫っていた母の、姉の、妹の、恋人の、親戚の、

すべての女性の思いは、このようなものではなかっはず。

「ソックスでこんな可愛いモンキーができたよ!」

喜んで手仕事ができる平和を当たり前に思っていましたが、

針と糸を持ち、ふと「千人針」を思い出しました。


このソックモンキーで遊ぶであろう六カ月の彼女が

成人になっても

他愛もない手仕事ができますように。









  


Posted by みこ  at 08:19Comments(0)日々の暮らし

2016年06月14日

梅雨



頂いた紫陽花を去年、地面に植えてみました。

すると・・・

今年、こんなにきれいに咲いてくれました


さて、個人レッスンの方へのテーマは「梅雨」でした。
あなたは、何か考えて下さいましたか?
彼女は、こんなスピーチを考えてきてくれました。

梅雨は、じめじめして気持ちが落ち込むので、
その解消法を考えてみました。
解消法は、3つ。

①ハーブで解消。
アロマスプレーで香りをシュっと。
眼を閉じて大きく息をする。
梅雨時期は、ペパーミント・ラベンダー・レモンがおすすめ。
またハーブティーや飲む野菜のマテ茶も、おすすめ。

②軽い運動をする。
身体を動かす事で頭がすっきりする。
一日一か所の片づけもおすすめ。

③雨だろうと、出かけること。

この解消法の雨の時だけではないと思います。
普段の生活にも取り入れて、爽やかな日々を送りたいと思います。


このスピーチ、ポイントを三つに絞ってお話になった所が
わかりやすいですね。

3という数字は、マジックナンバーです。
あなたも、あれもこれも話したくなった時、
まずは三つにポイントを絞ってはどうでしょうか?

「その理由は、三つあります。」
こう言うと、

うん?何だろう?三つ?聞いてみよう!という気に
なりませんか?

ぜひ、お試しあれ。


  


Posted by みこ  at 07:56Comments(2)話し方

2016年06月14日

加西北部公民館 6月



6月8日、加西北部公民館での話し方教室。

今日から、お1人増えて13人。

去年も受講なさって下さった方が、いらして下さったのです。

今年もぜひ受講しようと思っていたのですが、

「先月は来る事ができなくて、今月からの参加です」とおっしゃいました。

今月からでも全然OKですよ!

よくいらして下さいました。

嬉しいです。

ご一緒に、楽しく練習していきましょう。















  


Posted by みこ  at 07:52Comments(0)話し方教室

2016年06月06日

私の好きな時間 口に出してみると・・・



「私の好きな時間」というタイトルで
個人レッスンの方にスピーチして頂きました。
(今回も、私が先日作ったソックモンキー
名前はショーン君に
彼女の代わりに登場頂きましたよ)

朝、近所の方との30分のウォーキングが
彼女の好きな時間だそうです。
2年続けていると、体力がついて
子どもさんの保育園の送り迎えも
車で10分くらいのところへ
歩いて行くこともあるそうです。

歩くと、身体の血のめぐりもよくなるのか、
冷え症もよくなったそうです。
朝の6時から30分間太陽の光を浴びながら歩く30分が、
今の彼女の好きな時間だそうです。

スピーチが終わって、
「このタイトルでスピーチをしてみていかがですか?」と尋ねてみると
「私、口に出すまでは、こんなにこの時間が好きだとは思っていませんでした。
でも、今喋ってみて、本当にこの時間が好きだったんだなぁと、わかりました。」
と、とても嬉しそうです。

そうなんです。
口に出してみると、
思いもよらなかった自分の気持ちに
気づく事があります。


今度のスピーチのテーマは「梅雨」
どんなスピーチが、聴けるか楽しみです。

あなたも、「梅雨」というテーマで3分間何か喋ってみると思ってみて。
もし、そうなら・・・・
何を話しますか?










  


Posted by みこ  at 13:05Comments(0)話し方

2016年06月02日

ふれあい給食 in 「城西公民館」

5月28日、城西公民館で落語を一席お聞きいただきました。

この日は、毎月第4土曜日に行われている「ふれあい給食」の日。


毎回、80名以上のお一人暮らしの高齢者の方々が参加され、
楽しそうに会話をしながら、お食事を召し上がっていらっしゃるそうです。
この日のメニューは、こちらです。

ハンバーグ・ひじきと大豆の煮もの・ほうれん草の昆布和え・
じゃがいもときのこのソテー・麦羊羹・春キャベツと厚揚げの豆乳入みそ汁

栄養たっぷりです。
特に、豆乳入りみそ汁は、野菜もたくさんで本当に
おいしかったです。
また、ランチョンマットを敷いて、きれいにセッティングされた景色は
作っていらっしゃる方々の心配りが感じられます。



お食事の後に、約30分ほどお楽しみの時間があるそうです。
ある月は、南京玉すだれのショー
またある時は手品のショー。
皆さんで歌を歌ったりという事もあるそうです。

ということで、5月は初めて落語の登場でした。

はい、私「舞寿亭ミッキ」が「青菜」でおつきあい頂きました。
でも、私一人ではありません。
心強い助っ人がお二人、浴衣で駆けつけて下さいました。

小噺を、ご披露くださいましたよ。

●「このみかん噛んだらあかん」
 「なんで?」
 「ネーブルや」

●「小さい鳥が落ちましたよ」
 「コトリ」

という具合です。

左を向いて、右を向いたら終わってしまうような短い話なので
お聞きになっている方の反応が心配だったのですが、
よく笑って下さいました。

「笑ってもらって嬉しかった~」
生まれて初めてお客様の前で、しかも高座で小噺をした感想を、
このようにおっしゃいました。

そうですよ~
嬉しいでしょう?
次は、落語に挑戦してみませんか?!


  


Posted by みこ  at 09:17Comments(0)落語

2016年05月25日

笑顔でイキイキ

5月17日(火)赤穂市坂越の高齢者大学で、お話させて頂きました。
皆さま、とても熱心に耳を傾けて下さり、まさに愛のある聴き方そのものでした。
どなたかのお庭に咲いていたのでしょうか?
ピンクの芍薬が美しいです。

約1時間「笑顔でイキイキ」のテーマで
笑顔の効用や顔の体操など、お話いたしました。
「イキイキ」は、「行き行き」です。
自分の行きたいところへ、あちらへ行き、またこちらへ行き。。
自分の足で、このように動いていける事は、「イキイキ」人生ですね。
というような事をお話いたしました。



とてもイキイキとした表情でお聞き下さいました。
話し終わると大きな拍手を頂き、ほんとうに感謝です。
ありがとうございました。

私も、あちらへ行きこちらへ行き。
「イキイキ人生」送っていきたいものです。


  


Posted by みこ  at 23:55Comments(0)地域

2016年05月16日

聴く姿勢に愛を感じました

5月11日(水)、今日から加西北部公民館で、
平成28年度の話し方教室が始まりました。
新しい方も加わって下さって、更に賑やかで楽しい教室になりそうです。





お一人、見学の方がいらっしゃいました。
とても人前で話しができないので、今日思い切って、見学にいらしたと。

その方は、一番後ろに座っていらっしゃいました。
最後に、こうおっしゃいました。

「話の上手の人は、聴く姿勢が違いました。
前のめりで聴いていました。
聴く姿勢に愛があると思いました。」

初めて話し方教室にいらして、このような感想をお持ちになる方が
いらっしゃることに、私は大変驚き感銘を受けました。

聴くという事の根底には、話し手への愛があると思いませんか?

あなたの話を聴きたい。
あなたを知りたい。
あなたが何を思っているか、聴かせてほしい。

聴く事は、忍耐や相手への深い思いやりや想像力が必要です。

このご見学の方は、帰り際に入会手続きをなさって下さいました。
話し方教室では、自分が話すのは基本的に3分です。
聴いている時間が、87分。
愛のある聴き手になるように、話す事・聴く事を
お互い訓練していきましょうね。





  


Posted by みこ  at 11:25Comments(2)話し方教室

2016年05月11日

しぐさ美人

5月10日、高砂市の高齢者大学「松陽学園」の3年生の皆様に
「美しい身 のこなし」というテーマでお話させて頂きました。

この学園の方々は、1年生の時も、お話させて頂きました。
その時のテーマは「心のおしゃれ」

今回は、笑顔美人、声美人、姿勢美人など、美人もいろいろありますが、
しぐさ美人を皆様と一緒に目指しました。


皆様、背中もすっと伸びて、熱心にお聞き下さいました。


美しく食べる人はすてきですよね。
皆様と、さまざまな箸使いについて、考えました。

例えば、
涙箸・逆さ箸・竹木箸・こみ箸・もぎ箸・たたき箸・さぐり箸などなど。
名前がついているところが、面白いと思いご紹介しました。
やはり、毎日の食事の事だからでしょうか?
とても、皆様が楽しそうにお聞き下さいました。

「箸使い」久しぶりに取り上げてみましたが
こんなに楽しく熱心にお聞き下さるテーマだったのですね。
明日の(といっても今日になってしまいましたが)話し方教室でもご紹介してみようかしら?
  


Posted by みこ  at 00:30Comments(0)地域

2016年05月06日

「第10回大手前寄席 」実施しました

5月1日(日)イーグレひめじで午後1時から、
「第10回大手前寄席」を実施しました。

カルチャースクールの落語教室で出会った仲間が「楽の会」を結成。
今回で、10回目の発表会です。

お陰さまで回を重ねる度に少しづつ、
この会も皆様に覚えてもらっているようです。
満員のお客様にお越し頂きました。
席がなく、お断りしたお客様もいらっしゃいました。
ご入場頂けなった方には本当に申し訳なく思っております。
せめて、当日の模様を写真でご覧頂きたいと思います。
ご入場頂いた方は、写真でもう一度お楽しみ下さい。
では、ご案内いたします。


始まり始まり♪

10回目という事で、全員一言づつ最初にご挨拶。
そして、「小噺合戦」
小噺合戦というのは、参加者が左向いて右向いたら
終わるような小噺を、リレー形式で続けていきます。

ちなみに私がした小噺は
「このオレンジ、舐めたらあかんよ」
「なんで?」
「ネーブルや」
チャンチャン。

もう一つは
「お坊さん、この頃景気はどうですか?
「ボチボチでんな」
チャンチャン。

さて、いよいよ落語です。

トップバッターは、隠居家喜楽(いんきょやきらく)「転失気」



続いて、上がり家寿五六(あがりやすごろく)「老楽風呂」


ブリキ家メッキ「嬶違い」


ここで、中入り(休憩です)

ペナル亭キック「代書屋」


舞寿亭ミッキ「マキシム・ド・ゼンザイ」


トリは、三遊亭楽団治(さんゆうていらくだんじ)「鹿政談」


出演者と着物姿で受け付けを手伝って下さったYさんと一緒に記念撮影


「楽しかった」「久しぶりに笑いました」「来年も来ます」と
アンケートのお客様のお声をメンバー全員で嬉しく拝見いたしました。
次回は、来年3月19日(日)です。
さあ、次に向けての稽古は始めなくては。

新短歌「潮」の代表の藤本哲郎先生がお書きになった「こころのかたち」を
読んでいて後書きに、このような作品を発見しました。

おわったというより
はじまったというより
今、もえている
たしかさの

なんとなく「第10回大手前寄席」を終えた今の心境に
通じる気がいたしました。

おわったというより
はじまったというより
今、もえている
たしかさの


  


Posted by みこ  at 08:26Comments(0)落語

2016年05月04日

言いたくなってきました!

新緑の美しい季節ですね。
お天気のいい日は、家の中にいるのがもったいなく感じられますね。

さて先日、自宅レッスンにいらっしゃった方は
小学生と保育園のお二人のお子さんのお母様。
(恥ずかしがり屋なので、この写真では代わりにクマ君に
座って頂きました)


今までは、自分の思いや意見を口にしないように、
後ろへ後ろへ隠れるようにしてきたそうです。
が、お子さんが大きくなるにつれて学校での役員などが
当たる可能性が大きくなり、このままではいけないと一念発起して
「話し方」のレッスンを始める事に。

「小さな壁」というタイトルでスピーチなさいました。
自分の中にある小さな壁を打ち破りたいというスピーチでした。

きちんと立つ事。
丁寧にお辞儀をする事。
視線は上げる。
しっかり口を縦横あけて、ゆっくり話す。
まずは、これらを練習しました。
そして、スピーチを撮影して、二度見て頂きました。
「百聞は一見にしかず」です。
ご自身で、自分の改善点に気がついた様子。

レッスンの帰り際に、こうおっしゃいました。
「私、なんだか言えそうな気がしてきました。
言いたくなってきました。」

そう!
言いたくなればしめたものです。

原稿を丸暗記した棒読みのようなスピーチではなく
「私の話を聞いて下さい。」という心の発露としての
あなたのスピーチがきっとできます。
次回に聞かせて頂くのが楽しみです。






  


Posted by みこ  at 06:16Comments(2)話し方

2016年04月23日

椅子の背もたれに,もたれていいのは・・

4月20日(水)奈良県の畿央大学に行かせて頂きました。
教育実習に行く前のマナーを学ぶ講座で、
お話させて頂きました。

9月に実際に教育実習に行く人ばかりなので、
とても熱心に耳を傾けて下さいました。

基本的な事ですが、身だしなみ・挨拶の仕方・立ち方・お辞儀の仕方・
座り方などをお伝えしました。

座り方の時、お伝えするのが
「椅子の背もたれにもたれていいのは、
家で寛いでテレビを見る時だけですよ。」

こういうと、今までだらっと椅子にもたれていた人達が
ピンと背筋を伸ばすのが見えました。
素直に受けとめて下さってありがたかったです。

「背もたれ」というと思いだすのが、
茨木のり子さんの「倚りかからず」

椅子の背もたれが最後にでてきます。
読むと思わず、背筋がピンとなるような詩です。

「女がひとり頬杖ついて」(発行所は株式会社童話屋)
縦15センチ、横11センチの掌サイズの詩集です。
その詩集の冒頭を飾る詩です。





倚りかからず

もはや
できあいの思想には倚りかかりたくない
もはや
できあいの宗教には倚りかかりたくない
もはや
できあいの学問には倚りかかりたくない
もはや
いかなる権威にも倚りかかりたくはない

ながく生きて
心底学んだのはそれぐらい
じぶんの耳目
じぶんの二本足のみで立っていて
なに不都合のことやある

倚りかかるとすれば
それは
椅子の背もたれだけ
  


Posted by みこ  at 21:23Comments(0)学校

2016年04月11日

第11回 「那波ふれあい広場」に参加しました

4月10日(日) 10時半から、相生市「いきがい交流センター」で
「那波ふれあい広場」が、行われました。

第1部が「ふれあい寄席」
第2部がまちかど出前講座「市の防災・住民の防災」
という2部構成でした。

この「ふれあい寄席」
今年で3年目。
私は、毎年お声をかけて頂き今年で三回目。
私の評判がいいというのではなく、
男性じゃない人が、間にいた方がいいだろうといい事で
私にお声をかけて頂いているのだろうと・・
でも、毎年皆様とても温かく耳を傾けて下さるので、
楽しみにしている寄席です。


今年は、3人のアマチュア落語家
(この日の私の着物は、母の若い時の着物です。
少し、お袖が短いのですが、そこは、まあまあ・・)


トップバッターは、
千里亭 寛八(せんりてい かんぱち)さん、
カンパチのお刺身が大好きだそうです。
大阪の吹田から、朝の7時に電車に乗っていらしたそうです。
「犬の目」で、会場も大笑いでした。




続いて、私、舞寿亭 ミッキ(まうすてい みっき)
私は、9時半頃に車で家を出ました。
バイパスを使って30分くらいで到着。
「青菜」で、ちょっと笑って頂けたかしら??
落語の先生によると、「青菜」というようなネタは話自体が面白いので
大爆笑をとって当たり前なんだそうです。
まだまだです。




トリは、笑々亭 のぶ太(しょうしょうてい のぶた)さん、
「一文笛」という、大笑いするような話ではなく
じっくり聴かせる話を演じられました。
それでも、クスクスと笑い声が聞こえたのはさすがです。



姫路と大阪と場所は違いますが、
同じ先生について落語を習っている人との交流は、
稽古に対する刺激を受け、よいひとときでした。

落語を通じて、よい出会いが重ねられる事に感謝です。
そして、表現するという事を、実践で学び、そこで気づいた事を
また話し方教室で、受講者の皆様にお伝えしていきたいと思います。




  


Posted by みこ  at 14:54Comments(0)落語