2014年07月30日

冷蔵庫展覧会と「念ずれば花開く」

暑さが続いていますが、
今日は、久しぶりにゆっくり時間がとれたので
午前中は、筆を持って過ごしました。

書いたものは、冷蔵庫に貼って少し離れて見てみます。
名付けて「冷蔵庫展覧会」
離れて見ると全体のバランスや余白の量などが
よくわかります。




先日頂いた「念ずれば花開く」の書を下駄箱の上に飾ってみました。
うちわのちりめん細工と一緒に。
玄関に涼しい風が吹き抜けたような気がしました。

  


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2014年07月29日

高砂市松陽学園 3年生



28日(月)、松陽学園の3年生の皆様に「美しい身のこなし」という
タイトルでお話させて頂きました。
皆様には、2年前の1年生の時にお話させて頂きました。
2回目という事もあったのか、終始打てば響くような反応を
返して下さって90分があっという間に過ぎました。

この日は、山陽電車の曽根駅で降りて、歩いて行きました。
駅を降りて北へ向かうと、懐かしい風景が・・・

「七夕さん」
私が生まれ育ったところもこのような七夕飾りをしていました。
家の縁側に竹を二本立てて、紙で作った着物を
ちょうど洗濯物を干すように枝を落とした竹に通します。
願い事を書いた短冊を竹につけて
机の上には、マッチ棒となすびで作った牛やお供え物も
飾りました。

七夕さんの笹は、父が山から取ってきてくれた。
縁側の七夕さんの飾りのところで、
大きなスイカにかぶりついている私の写真が目に浮かびます。
母は、ワンピースを着て嬉しそうに微笑んでいます。
子供の頃の思い出が、懐かしくよみがえりました。

松陽学園への道のりは、前回と同様、今回も懐かしい気持ちに
包まれました。




  


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2014年07月27日

第42回きもの着物着付選手権大会

私が着付けを習っている「日本和装学園」は、
年に1度着物の着付の大会があります。
今年は、7月26日・27日に神戸のポートピアホテルで
華やかに熱く開催されました。

私は、大会の司会です。
予選は振袖・留袖を8分。決勝は、留袖を6分で着ます。


この学園は、ヘアメイクを含めたトータル美を重視しています。
最近の成人式では、あまりこのような髪型は見かけませんが、
振袖のお嬢さんたちは、頭も豪華に結いあげて飾りも
舞妓さんのように、たくさんつけています。
お化粧も、白く仕上げて、紅は赤です。

そうそう、
今回の大会には、三善メークアップ研究所の所長様が
時代衣装のメイクの審査員でいらっしゃていて
興味深いお話をなさってくださいました。
大急ぎでメモしました。

日本の化粧の基本は、白・黒・赤。
白は、けがれのない事
黒は、これ以上色が変わらないので、裏切らない。
赤は、生命力・血液を表す。
口紅を塗るのは、魔除けだそうです。

そうなんですね。
毎朝、魔除けをしていたのですね・・・






  


Posted by みこ  at 23:32Comments(0)その他

2014年07月21日

第9ふれあい「アマチュア落語寄席」に行ってきました

今日は、高砂市の浜田町会館で行われた「第9ふれあいサロン」に
行かせて頂きました。

イラスト入りの楽しいチラシを作って頂きました。



トップは「禁酒関所」
白の羽織を脱ぐと、粋な着流し姿の「すみれ家ご坊」さん。
座っているのが、もったいないくらい。
立って踊って頂きたいような衣装です。


続いて、舞寿亭みっきーは「松山鏡」
水色の絽の着物に白の帯。
水色の帯締めに、帯止めはガラス玉。


トリの春水さんは、「青菜」
今の季節にぴったりのネタですね。
黒っぽい着物にえんじ色の帯。
写真では、わかりませんがいい取り合わせです。




普通のお家の二間続きのお部屋という感じの会場で
マイクなしで声も届きます。
お客さまも、ちょうどいい感じのおよそ30名。
お客様の反応もよく、皆さんよく笑って頂きました。

一緒に落語をさせて頂いた2人の話が面白くて、
私もよく笑ってしまいました。
笑いながら、
「2人とも、腕を上げた・・・。私も負けないようにもっと稽古をしなくっちゃ」と
よきライバルを得て、稽古への思いを新たにしました。
これからもどうぞよき仲間であり、よきライバルでいてくださいね。
次回の9月28日の「いきがい寄席」も
一緒に高座に上がる事を楽しみにしています。

一人では、きっと落語も続けられないでしょう。
けれど仲間がいるから、お互いの落語から刺激を得たり
お客様の反応に一緒に一喜一憂などして
落語を続ける事ができます。
今日、お聴き下さったお客様もある意味、そのひとときは
笑いを共有する仲間でした。

よいひとときを、すてきな仲間と過ごさせて頂きました。
ありがとうございました。






  


Posted by みこ  at 16:20Comments(2)落語

2014年07月16日

亀山本徳寺で、研究会

今日は、亀山の本徳寺でお茶の研究会がありました。
日程があわないので、今まで参加した事は二度です。
今日は、そのめったにないチャンスでした。
また、お点前も仙遊之式(せんゆうのしき)という、
なかなか体験できないものですので、行ってまいりました。

この会場となっている本徳寺は、
私は、落語会でよくお世話になっています。
今度も櫻の間で「いきがい寄席」をさせて頂きますが、
今日は駐車場の入り口で
「別格別院本徳寺」と書かれた大きな石碑を発見。



写真でおわかりのように、門も玄関も
本当にりっぱなお寺です。
ところで、別格別院とは、何でしょう?

別格別院

別格別院は第8代蓮如の直系子孫らが開山又は復興し、
蓮如の血縁を汲むものが歴代の住職を務めてきた有力寺院。
大谷宗家に準じる連枝として特別の待遇が与えられ、
寺院そのものも多くの末寺を抱え、
多くが寺域に寺内町を形成するなど本願寺に準じる「中本山」として
権力を誇った。
別格別院という名称、規定は明治期のもの。


日本銀行は、「銀行の銀行」とかつて学校で習いましたが、
言わば「お寺のお寺」というようなものでしょうか?
由緒のあるりっぱなお寺です。
このような場で、学ばせて頂ける事は本当にありがたいです。

今日は、
「はじをすて人に物こい習うべ志
是ぞ上手の基なりける」の言葉を唱和して始まりました。

大人になると、ついつい知ったかぶりをしてしまいますが
素直に教えを請うという姿勢が大事ですね。


  


Posted by みこ  at 22:17Comments(0)お茶

2014年07月15日

高砂市松陽学園

今日は、高砂市の高齢者大学・松陽学園の一年生に
「おしゃれに生きる」と題してお話しました。




「兵庫県立松陽高等学校旧校舎跡」という石碑が立っています。
以前は高校の校舎だった建物を使っています。
教室の床や廊下は、木材が使われていて、なんとも懐かしい。

懐かしいのは、校舎だけではありませんでした。
こちらは曽根天満宮のすぐ隣にあるのですが、そのお宮さんの前に
「カステラまんじゅう」のお店がありました。
「氷」と書かれた旗?も懐かしい。





白あんのおまんじゅうが10個。
包装も懐かしい。



夏休みに懐かしいおばあちゃんの家に遊びにいったような・・・
そんな気分に浸った松陽学園でした。

そうそう、
「おしゃれに生きる」というテーマですので、
私もおしゃれをして行きました。
まっ白なワンピースに、胸元にお花をつけて。
スカーフを長く垂らして縦のラインを作りました。
おしゃれをして出て行く場があるという事がありがたいです。

イキイキ人生は「行き行き人生」ですね。
おしゃれをして、イキイキ出て行きたいものです。







  


Posted by みこ  at 22:13Comments(0)地域

2014年07月14日

生きがい寄席 番外編①のお知らせ




今まで、1年に2回開催の「生きがい寄席」が
大好評にお応えして?かどうかわかりませんが、
今後は奇数月に開催されることになりました。
ですので、年に6回と落語をお楽しみ頂ける場が
なんと、3倍にも増えました。

今まで日程があわなかった方にも、お越し頂けるのではないかと
一同、皆様のお越しを心からお待ちいたしております。

アマチュア4名による番外編①は、7月27日(日)
10時から。
亀山本徳寺の櫻の間。
(姫路市亀山324 
山陽電車亀山駅下車東すぐ)
すばらしい櫻の絵が書かれた襖も一見の価値があります。
木戸銭は300円。


当日は、境内で「亀山御坊楽市楽座」が開催されています。
(7:30~13:00)
こちらもぜひお立ち寄りください。

私は、あいにく当日は、神戸で行われる
「全日本きもの着付け選手権大会」の司会の為
参加できませんが、大入り満員を願っています。


  


Posted by みこ  at 11:08Comments(0)落語

2014年07月10日

加西北部公民館 第5回とKCC話し方教室

昨日の午前は、加西北部公民館で話し方教室。

早口言葉の「あ」行を練習。

大きい声が出ないという事で、この教室に通って下さっている
Yさんのお声が少しですが、大きくなってきている事が、
嬉しく思われました。

11半に終わって、13時半に姫路KCCで始まる「話し方教室」の
ために急いで車を走らせます。

途中、気になるスポットを発見↓



卵の自動販売機です。
「うみたてたまご」と味のある字です。

買ってみました。
300円入れると、卵が入っている一つの扉がパカっと
開きました。
夜に卵かけご飯で頂きました。おいしかったです。

今度も買って帰ろう。
次回から、加西に行く楽しみが増えました。


午後の話し方教室では、先日の「作家魂をくすぐられた話」を
聞いて頂きました。
全員に電話しているのでは?と、ごくまともな結論になりました。
まあ、そうでしょうねぇ。




  


Posted by みこ  at 22:55Comments(0)話し方

2014年07月08日

スピーチ発表会の審査をして

今日、ある会社のスピーチ発表会の審査をさせて頂きました。



今日は前半の部で、発表者は14名。
審査員は3人です。

車いじりは役に立つ・少しの意識が会社全体を変える・
人を思いやる心・目標とする人・
最近感動したこと・願いが叶うお寺・ペット葬儀・
夢を叶えるために・車購入奮闘記・
落語は見るもの・癒しの時間・笑顔の利益などなど

皆さんが、今日の為に準備した3分間スピーチを聞かせて頂きました。
この中で一つだけ選ぶというのはなかなか難しい作業です。
3人の審査員が全員いいと思ったスピーチが三つ、ありました。

一つは、
自分がすてきだと思ったバスの運転士さんの仕事ぶりが
具体的に且つコンパクトに描写され、
「仕事の幅はどこまでも広げる事ができる」と気づき
そして、自分も、限りない向上心を持って仕事に取り組んでいこうと
結ばれているしっかりした構成でした。
また表情も穏やかで、声もしっかりしています。

二つ目は、
笑顔について、営業先に行った時の体験を入れて
語った話。
途中、大きな写真も見せて工夫がありました。

三つ目は、サッカーの本田選手の話から始まり
自分の夢は他社には真似のできない製品を作る事。
そのためには・・・・と具体的な行動を語った
入社2年目の青年。
10年後の私を見ていて下さいと結んで終わりました。

どのスピーチもよく準備され、練習なさっていた事が伝わります。
どうしましょうか?
賞は一つしかありません。

最後は、10年先のこの人の話をもう一度聞いてみたいと
思わせてくれた自分の夢を具体的に語った青年に優秀賞が
渡されました。

どの人のスピーチも素晴らしかったのですが、
このような会が行われて、全員がスピーチに取り組んでいる
という事自体が、すばらしいと思いました。
よい時間を過ごさせて頂いた事に感謝です。

皆様が、3分間スピーチはやってみると面白い。
そして、人の話を聞くのは楽しいと思って下さったら
嬉しい事です。
この取り組みが、これからも続く事を祈って帰路につきました。

ありがとうございました。









  


Posted by みこ  at 13:52Comments(0)話し方

2014年07月07日

大声で笑いたいあなたに

最近、声を上げて笑った事はおありですか?
それは、いつの事でしょうか?
どうも最近そのように大笑いしていないというあなたに
朗報です。

8月22日(金)13:30~15:00
姫路市市民会館4階 第6会議室
「ボランティアで役立つユーモアのセンス」と題して
講演と落語があります。


講師の三遊亭楽団治氏は、私が属しているアマチュア落語グループ
「楽の会」で、ご指導下さっている方です。

ユーモアといえば・・・
日野原重明氏は「続・生き方上手」で以下のように
お書きになっています。
こちらのページには付箋を貼って、折にふれて読んでいます。
159頁~160頁。

ユーモアの語源は、血液やリンパ液などの体液を意味する
ラテン語のフモールで、
体液が人間の生存に欠かせないように、
ユーモアのない人生の味気なさを中世の時代から
西欧の人たちは感じていたようです。
言いかえれば、ユーモアによってもたらされる心の表情としての
微笑みは、人生においてあってもなくてもいいようなものでなく、
人間が爽やかに生きるためのエネルギー源となるのです。


もう一つ、このご本の中で私が付箋を貼っているところは、164頁。

上智大学名誉教授のアルフェンス・デーケン神父は
「ユーモアとは、にもかかわらず笑うこと」と、
その神髄を見事に表現されています。

つらい現実を恨まず、あらがずに、微笑むことによって
受け入れるという態度こそ、「いま」という一瞬を最も上手に
生かし用いることに通じるように思います。

笑えないような状況にあて、あえて笑いを演じる気持ちを、
私達はいつもそっと携帯していたいものです。


この、そっと携帯するという奥ゆかしい表現が好きです。

ユーモア・笑いは私たちの生活に必要不可欠のもののようです。
8月22日、行ってみる価値はありそうですね。



お問い合わせの連絡先は、こちらです。

姫路市市民活動・ボランティアサポートセンター
ひめじおん
〒670-0015 兵庫県姫路市総社本町112番地
電話 079-281-2660 ファクス 079-281-2662

  


Posted by みこ  at 21:44Comments(0)落語

2014年07月03日

丹波の森公苑に行ってきました

昨日、姫路から車で1時間半、丹波の森公苑に行ってきました。

丹波OB大学と大学院の皆様、約270名の方に「魅力的な話し方」と
題してお話させていただきました。



最前列に座っていらしたお二人の名字が同じです。
「もしかして、ご夫婦ですか?」と
お尋ねすると
「はい」とのこと。

私の話を暖かい笑顔で楽しそうにお聴き下さり、
そして、お二人ともおしゃれですてきな方でした。
高齢者大学に伺わせて頂くと、
お手本にしたい方にたくさん出会えます。
このようにすてきな先輩に出会える場を与えて頂ける事に感謝です。

丹波の皆様、ありがとうございました。









  


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2014年07月01日

作家魂を、くすぐられる・・

今日、東京の㈱○○社というところから午後に電話がありました。

11月の末に3日間、平安神宮で短歌や俳句を200点
展示する会を開く。
平安神宮という平安を祈る場所なので明るい作品がいい。
ついては、あなたの作品を図書室に寄贈されている
「球体の風景」で読みました。
(球体の風景とは、私が属する新短歌クラブ「潮」が
2年に1回発行する冊子です。
写真右は、「潮」。写真中央と左は「球体の風景」)




あなたの歌は、大変この趣旨にぴったりです。
その歌を、京都の有名なお店の扇子に、
書の大家に書いてもらい
伊勢神宮の絵?も描いている画家に絵を描いてもらい・・・・
と、話は続きます。

この話の趣旨は、何でしょう?

始めは、そりゃあくすぐられましたよ・・
えっ!選ばれたの?私?!
でも、あちらの正体がわかりません。
明るい作品と誉めていただいても、
「はい」「はい」とぎこちなく返事をしていただけ。

そして、尋ねてみました。
「そのようなすばらしい方に作って頂くとなる
と出展料もさぞかし??」
あちらは、
「~~円」と、福沢諭吉さんが団体で
お財布から出て行く金額をおっしゃいました。

これは、この金額を支払っても展示して頂く価値は
あるのでしょうか?
HPで検索すると、確かに会社は存在し、
「価値ある作品に価値ある発表の場を」というコンセプトで
今までも同様の展示会を高台寺や金沢公園で実施しています。

まんざら、嘘でもないようだ。
では、その出展料が高いか?どうか?

これは、もう本人の価値観次第でしょうね。
価値があると思えば、諭吉さんの団体旅行も
なんのそのでしょう。

一瞬、自分の作品がたくさんの中から選ばれて
平安神宮に飾られるという事に
作家魂(←というほどのものでは、全然ありませんが)が
くすぐられましたが、どうでしょうか??

私は、日々の出来事を歌にしているだけ。
そして、もしかして、万一、皇居の歌会始めに選ばれたりしたら、
どうしよう?
やはり、着物は新調すべきでしょうねぇ・・と、
浮世離れした事を夢見ているだけ。

今回は、多分ご縁はないような気がしますが、
毎回締め切りギリギリに提出して、
もう歌をやめようかと思っていた時だけに
どこかで誰かが私の歌を読んでくれた。
そして、その歌について私に反応を返して下さったという事が
素直に嬉しかったです。

㈱○○社の皆様、
「拙いですが、明るい歌、前向きになれる歌をこれからも
コツコツ作って参ります。
もし、ご縁がありましたら、
その時はどうぞよろしくお願いいたします。
今日は、お電話ありがとうございました。」

  


Posted by みこ  at 23:35Comments(4)短歌